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14日目 3月7日(火) 空港でヒマ地獄 朝8時起床。久々にエアコンのある部屋に泊まったのでよく眠れた。 大きな荷物を背負い、最後の宿をチェックアウト。 この日の予定は決まっていた。ずばり「買い物三昧でお土産ゲット」。 丸一日かけてバンコク中を歩き回ってお土産を大量に購入し、夜になったら空港に行き深夜の便で帰国。という完璧な計画だった。 旅の拠点となったカオサン通りを離れ、まずはサンペーン市場へ移動。 車1台が通れるか通れないかくらいの狭い道。この道の両側にびっしりと店が並んでいる。 ゴチャゴチャとした靴屋や服屋がたくさんあるが、お土産を売っているような店が少ない。ガイドブックに載っている所なのに、外国人が全然いない。 ちょっと期待外れだったので違う場所へ移動しようと思った矢先に、可愛らしい象の刺繍の入った小物入れを発見。 気に入ったので買おうと思い、店のおばさんに値段を聞いてみると、おばさんは何故か物凄く不機嫌な顔になった。 値下げを求めるとおばさんはキレながら意味不明な言葉を連呼。こっちも暑さでイライラしていたのであまり値下げもせずにさっさとお土産を購入。 ※誤解されない為に書いておくが、タイで出会った人はみな温厚な性格でいつでも暖かい笑顔を見せてくれた。この店のおばさんは例外中の例外。 サンペーン市場を少し歩いただけでかなり疲れてしまった。背負っている巨大な荷物と気温35℃の暑さは容赦なく私の体力を奪っていく。 気力を振り絞り、プラトゥーナーム市場へ移動。 疲れて口数も少なくなり、ただ黙々とプラトゥーナーム市場を歩き回る。ベタなお土産をいくつか購入し、近くの屋台で昼食をとった。 昼食後は完全に買い物をする気が失せてしまう。荷物の重さとバンコクの暑さで「冷房のある所で休みたい」という気持ちが強くなっていた。 まだ午後1時だったが、当初の予定を大幅に変更し、早くも空港へ移動。 午後1時半、バンコクのドンムアン国際空港に到着。搭乗する予定の便は深夜0時半。残り約11時間もある。 特にやる事がない。空港内にも空港周辺にも特に面白いものは無い。暇だ。 空港内のファストフード店に居座る3人。 「暇だね」 「うん」 「・・・」 「・・・」 (1時間経過) 「暇だね」 「うん」 「・・・」 「・・・」 (1時間経過) 「五目並べしようか?」 「うん、いいよ」 五目並べが意外にも楽しかった。 五目並べで盛り上がり、旅の思い出話などで時間を潰し、夜になったので夕食をとった。 散々ヒマを持て余し、午後10時になったのでタイの出国手続きをする。出発ロビーには免税店があるので退屈する事はなかった。
出発ロビーで飛行機を待っていたが、0:40出発予定のハズなのに1時を過ぎても搭乗すらできない。 隣にいた青森弁のおじさんと会話した。 おじさん「あー、こりゃ”飛ばない”って事もあるかもしれねぇなー」 私「そうなると僕らはどうなるんですか?」 「空港がホテル用意してくれるよ。それで明日の便で帰る事になるな」 「え!?ホントですか!?」 タダでホテルに泊まれるなんて絶対ラッキーじゃないか。私はタイでもう1泊することを期待していた。飛ぶな飛行機!!頑張るな空港職員!! だがこの願いも虚しくエア・インディア航空は予定を大幅に遅れながらも私達を日本まで運んでしまった。
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