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13日目 3月6日(月) ある意味「ドリーム」ワールド いつものように朝食をとりながら本日の予定を話し合った。 翌日にはバンコクで飛行機に乗らなければならない為、日帰りで行ける場所を考える。 当初はロッブリーという町に行こうと話していた。ロッブリーはアユタヤから電車で1時間半、バンコクから3時間の距離である。 クメール王朝の遺跡がいくつかあるらしい。 そしてもう1つ行きたい所があった。それは「ドリームワールド」という遊園地。タイでは1,2を争うテーマパークらしい。 なぜ男3人で遊園地に行きたいのかと言うと、私が以前読んだ本『タイ怪人紀行』(ゲッツ板谷・著)の中で「中途半端で力が抜けてしまうところ」として紹介されていたのがドリームワールドだったのをよく覚えていたからだ。 全てが中途半端なタイ人の国で更に中途半端と紹介されてしまえば、これはもう行きたくならない訳がない。 ロッブリーも捨てがたいのだが、2人を説得してドリームワールドに行くことにした。
電車に乗り、ドンムアン駅で下車。駅員に尋ねてみた。私「Do you know how to go to Dream World ?」 駅員「ハァ??」 「Dream World!! Where!?」 「??」 不安になった。ドリームワールドはタイで1,2を争う大きさではないのか!?そもそも本当にドリームワールドは存在するのか!? と思ったが、タクシーの運転手がドリームワールドを知っていたので安心。 ドリームワールドに到着。思っていたよりも立派な遊園地だった。 少々高い気もするが400B(1200円)の1日パスを買い、入園してみる。 印象としては、どうしても全体的に「ディズニーランドに似てるな」と思ってしまう作りになっている。 だがよく見ると、スパイダーマン、ドラえもん、キティーちゃん、自由の女神、モアイ像など様々なキャラクターが存在している。 更に園内では、アイス、かき氷から始まり、服屋、ドリアン屋、マッサージ店などなんでもアリという空気で無秩序に店が並んでいる。 しかも園内で象が歩いていた。
日本の遊園地と違い、人が少ないのでほとんどのアトラクションを待たずにすぐ入れた。ここで私が印象に残っているアトラクションをいくつかご紹介。 ・小さなジェットコースター 入ろうとしたが、係員がいない。 近くのベンチに座って休んでいる係員に話しかけてみると、露骨に面倒臭そうな顔をしながら歩き出し、私達が乗り込むのを確認してジェットコースターを動かした。 グルグル回るだけの大してスリルの無いゆるーいジェットコースターだった。 ・ジャイアントハウス 巨人の家という設定で、大きなベッドやタンス、靴などが置いてある部屋。ただそれだけ。 こんな物を見て何を楽しめばいいのだろうか・・・。と、思いきや、周りのタイ人の若者達は心の底から楽しんでいる。 このタイ人の素直と言うか純粋な心が羨ましい。 ・回る乗り物 みんなで乗り込む大きなコーヒーカップといった感じ。 スタートすると、初めはゆっくり回り始め、だんだん速度を増し、上下にも揺れ始める。 ぐるぐる・・・。ぐるぐる・・・。 ぐるぐる・・・。ぐるぐる・・・。 長い。もういいだろ、と思ってもまだ終わらない。初めはキャーキャー叫びながら楽しんでいた若者達もやがて顔が真っ青になっていた。
・スーパースプラッシュディズニーランドのスプラッシュマウンテンをそのままパクっている乗り物。 ただ、決定的な違いは水の量。 ゆっくりと高い所まで登り、一気に降りる。 ザッバーン!! 真上から大量の水をかけられる。頭の上でバケツをひっくり返すレベル。 当然みんなズブ濡れ。 ・大きなジェットコースター 立派なジェットコースターだった。普通にスリルがあって面白かった。 ・バンプボート 浮き輪にモーターを付けただけの様なボートに乗り、ただプカプカと池に浮かんでいるだけ。ちょっと癒される。 ・スペースマウンテン ディズニーランドのスペースマウンテンをそのままパクっている乗り物。それなりに楽しい。 宇宙空間を演出する為の努力は感じられたが、真っ暗すぎて何も見えないまま終了する。 ・動物園 目に涙を浮かべてプルプル震えたヤギが数匹いるだけ。
・ホーンデッドマンション歩いて進むタイプのお化け屋敷なのでなかなかスリルがあった。床が揺れる仕掛けには普通にビビッてしまった。 だが意味不明のシュールな妖怪を見て首をかしげる場面も多かった。突然逆走して現れた幼児に一番驚かされた。 ・ゴーカート 最も面白そうだったが、別料金だと言われ断念。 この旅行中ずっと思っていたのだが、タイ人というのは仕事に対する意欲が全くない。 もちろんこのドリームワールドも例外ではなく、従業員が皆だるそうに働いているため園内全体がダラダラした空気になっている。 来場者に対して笑顔を見せる事もなく、ジェットコースターの従業員は安全確認も一切しない。 このいい加減さこそがドリームワールド最大の魅力で、私にとっては日本のテーマパークなんかよりもずっと楽しめると思える。 園内のアトラクションを一通り楽しみ、疲れたので終了。午後3時、ドリームワールドを離れカオサンへ向かう。 カオサンで宿を探し、「サワディー・スマイル・イン」にチェックイン。 エアコン、ホットシャワー、テレビ有りで1泊1部屋650B(1950円)。1人216B(650円)。 その後、散歩しながらお土産の買い物。夕食をとった後、なんとカンボジアでお世話になったテツさんとリョウさんに偶然出会った。 奇跡的な出会いにお互い大喜びし、一緒にビールを飲んで盛り上がった。帰国前日に楽しい夜を過ごせて良かった。
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